在宅医療・介護連携相談支援室の活動報告(2016年度)

・平成29年3月10日(金) 在宅医療・介護連携相談室主催の「地域医療連携のあり方を考える会」を開催しました。
区内にある4つの病院と近隣の2つの病院の地域連携に携わる方18名から現場の生の声を伺い、地域包括ケアシステムを実現するための退院支援の取組みについて意見交換を行いました。入退院・転院時の早期カンファレンスが重要な部分であると意見がでました。

・平成29年2月4日 第26回「東淀川区の在宅医療を考える会」に参加しました。
参加者70名(医師・区役所職員・看護師・包括・ケアマネ・ヘルパー・施設職員等)
事例検討では、複合課題と医療拒否ケースの事例のグループに分かれ、意見交換を行いました。

・2017年1月27日(金)第2回 東淀川区在宅医療連携研修会に参加しました。
「在宅療養を支える口腔ケア~口腔ケア実習」を開催しました。参加者43名。
講師の認定歯科衛生士 赤井綾美先生がわかりやすく丁寧に講義してくださいました。
また、ポテトチップス・ヨーグルト・お茶をいろんな食べ方で食べる実習もありました。
第1回・第2回の研修を通して、口腔ケアは細菌を減らす効果ばかりではなく、飲み込む機能やせき込む機能の改善をさせる効果もあり、結果として肺炎予防につながることを学びました。
研修会に2回参加された方には、歯科医師会 堀田会長・医師会 春田会長からの修了書が手渡されました。
活動のご報告

・2016年12月16日 第1回介護職のための在宅医療連携研修会を行いました。
 12月16日歯科医師会との共催研修会を行いました。
 第1回テーマ「口腔機能の基礎知識」くろだ歯科 稲田先生に、わかりやすく丁寧に講義して頂き、研修修了者からは「口腔ケアの必要性は改めて重要である事を感じました」との意見が多かったです。
 第2回目を2017年1月27日「在宅療養を支える口腔ケア~口腔ケア実習~」認定歯科衛生士さんによる実技指導があるので、興味のある方は、研修申し込みをお待ちしております。

・2016年12月15日 学術講演会 人権研修会に参加しました

・2016年12月10日 市民公開講座に参加しました。
 12月10日東淀川区区民ホールにて市民公開講座‘住み慣れた場所で自分らしく過ごすために‘というテーマで行われました。
基調講演として、ささえあい医療人権センターCOML(コムル)の理事長山口育子先生による「地域包括ケアの中で在宅医療を実現するために」というテーマで講演があり、患者一人ひとりが「いのちの主人公」「からだの責任者」としての自覚を持ち、「賢い患者になりましょう」と、学び・気づきの多い講演会でした。
 第2部で「わし、この家がすきやねん」という題で東淀川区在宅医療を考える会‘こぶしネット‘有志による寸劇がありました。先生・区職員・看護師・ケアマネジャー・地域包括・施設の方がそれぞれの役を見事にこなし、基調講演と寸劇の内容がマッチし、とても好評でした。

・2016年12月7日 東淀川区医師会・東淀川区居宅介護支援事業者連絡会 合同研修会に参加しました。
 12月7日東淀川区医師会・東淀川区居宅介護支援事業者連絡会 合同研修会に参加し、11月に実施したケアマネジャー対象のアンケート調査の結果報告をしました。

・2016年11月2日 訪問診療導入研修(同行訪問研修)に参加しました。

・2016年10月5日 東淀川区在宅医療病診連絡協議会を開催致しました

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